ペーパーレス化の影響でリコーが創業以来の赤字に

ペーパーレス専門会社の株式会社vividです。

オフィス複合機最大手のリコー株式会社が創業以来最悪の赤字幅となるニュースを見ました。

 

リコーと言えば複合機ですね。

A3カラー機の販売台数は世界トップのシェアを持っている企業です。

 

しかし、複合機事業を中心に展開していたことが裏目に出てしまったようで、近年のペーパーレス化が進んだことで複合機の販売が思うようにいかなくなったようです。

 

元々複合機を中心に取り組んでいた会社ですから、複合機事業で利益が出せないとなるとなかなか業績がよくならないということですね。

私のサラリーマン時代の複合機はリコーで、担当者ともよく話していたのですが、サーバーやら事務所移転でのトータル窓口などで幅広くやられているなと感じたのですが、それは小さな世界のことなんだな・・と感じさせられました。

 

個人的にはまだまだペーパーレス化は進んでいないと思っています。

しかし、それでもこれだけの大手企業が赤字に追いやられるほどの影響が出ているということは、一部の大手企業はペーパーレスが進んでいるということが伺えますね。

私達は大手企業もそうですが、どちらかというと中小企業や事務所のペーパーレスを実現したいという想いが強いです。

 

何故かというと、すごく偉そうな言い方になってしまい恐縮ですが・・・

ペーパーレスを実現することで、企業としての力が底上げされると思っているからです。

ペーパーレスによって、コストダウンだけではなく、業務が効率化され営業の機会損失を防ぐことが出来ます。

つまり一言で言うと「利益が大幅に上がるチャンスが出る」ということです。

 

そして、今後は同業他社はペーパーレスを実現してきます。

そんな中、自社だけが紙書類での管理をしていると、いずれ他社に置いて行かれます。

ペーパーレスは他社より抜きんでるためではなく、他社と対等な立場で戦うために必要なものだと思っています。

 

ペーパーレスの必要性はどちらかというと言われてみれば確かに必要かも・・と思う程度です。

なかなか導入するきっかけがないのが実情です。

少しでもペーパーレスについて気になったら、まずは自社内で紙書類に対してどのくらい経費が掛かっているかを計算してみましょう

・印刷コスト

・書類を探す人件費

・書類を作る人件費

・会議資料の作成をする人件費

・書類を事務所内に保管しているスペース費用

・書類を倉庫に預けている費用

・外出先で思わず出た営業チャンスで資料が出せない機会損失額

 

などなど、ぱっと挙げただけでもこれだけあります。

後回しにせず、一度確認してみるといいと思います。