兵庫県市議会でペーパーレス導入予定。コストダウンと効率化

ペーパーレス専門会社の株式会社vividです。

 

兵庫県の三田市議会ではペーパーレスを実現するために取り組みをするとの事です。

下記記事のように、市議会でもペーパーレスを導入するところが増えてきております。

市議会でペーパーレスを導入!ペーパーレス率が95%と発表

熊本市でペーパーレス導入!「年間6億の経費削減になる」

 

紙の使用量を減らすことで、コストダウンが大きな目的のようだ。

今年の10月にも全議員22人分のタブレットを用意して配布するとの事。

 

ペーパーレス実現のために、システムのリース料で約170万円を投入。

2019年以降も同価格帯の予算を計上する見込み。

 

導入したことで、A4用紙を年間約12万枚の削減が見込まるそうで

コピー代やファックス回線使用料で年間合計約110万円削減

また、紙書類に関わる人件費で年間約60万円削減

合計でおよそ170万円をペーパーレスシステム導入することで削減出来る見込みとの事です。

 

ちなみに、近隣の市議会でもタブレットを導入している(西宮・芦屋・篠山・丹波)ようで、その波がきているようです。

やはり同じようにコストダウンに大きな効果が出ており、芦屋市では決算書や人事案件資料以外全ての資料の電子化を実現出来ているようです。

 

三田市議会でも一気に全ての紙書類をペーパーレスにするのではないようで

予算書など分量の多いものは紙書類として保管したり、議会に説明する際の資料は今まで通りタブレットは使わないとの事です。

やはり一部の市議会だけが取り組んでもなかなか根本的なペーパーレスは実現しませんので、国としてもっと全面的に支援するところが課題ですね。

 

弊社では弁護士先生からご依頼頂くことも少なくありません。

弁護士業界では若い弁護士先生は書類を電子化にしてタブレットで効率化している方が多くみられますが、結局裁判所に提出する資料や高齢の弁護士先生が相手の場合は紙書類を使うので、そのあたりは意味がないと仰る方も少なくありません。

 

書類を電子データにして活用するという流れにしていく努力を業界として取り組んでいかないといけませんね。