ペーパーレス専門会社の株式会社vividです。
数か月前から検討していた厚木市議会のペーパーレス化が、実際に導入されました。
厚木市議会は、8月7日に開いた2018年第3回議会から、タブレット端末を導入。
紙の削減によって、業務効率化・コストダウンの効果を見込んでいる。
ペーパーレス導入の背景には教育現場でのIT化を議論する議会がIT化ではなかったのに気づき、社会の流れだと思ったとの事です。
プロジェクトチームを結成し、県や他市の視察、部会を複数回開催して、利用のルール、セキュリティなど、詳細を詰めてきた。
導入費用は378万6000円。1台あたりは約11万円となる。
導入台数は約35台。当初の予定だと50台との事でしたが、少し減らしたようですね。
アップル社の『iPad Pro』。12・9インチ(約30・5cm×22cm)で同時に2画面を表示できるのが特徴。
1議会で一人あたり800ぺージにもなる議会資料がある。
これらを電子資料にすることで、資料の差し替えの手間もなくなる。
かなりの頻度で差し替えがあるので、対応する職員の業務量負担軽減につながる。
タブレット解禁となった8月7日の議会は、紙の資料と併用して行われた。
当日は、全議員がタブレットを開き、指で操作しながら会議に臨んだ。
奈良議員は「今は操作に慣れていく段階。メモは紙の方が取りやすいなどの意見もあるので、システムの改善を求めながら、進めていきたい」と感想を話し、「タブレットで、議会が良くなるわけではないが、効率化や質の向上にはなる。使い勝手に個人差はあるが、習熟させていきたい」と加えた。
神奈川県内では初の試みの市議会のペーパーレス会議
スピード感を持って早速実践されましたね。
なかなか構想で終わることが多い中、この一歩は素晴らしいことだと思います。
最初は紙資料と併用して行われたそうですが、徐々に紙資料をなくしていきながらタブレットを使わざるおえない状況にすることが目先の目標ですかね。
私小川も前職は大手のメーカーに勤めていましたが、会議資料の差し替えが凄まじいんです。
毎月1回の幹部会の時には、前日は担当者数名が夜遅くまで残業。
翌朝も修正に追われる始末。
大した修正でもないのに大幅な時間と印刷コストを掛けているのが疑問で仕方がありませんでした。
市議会の動きを企業も取り入れてほしいなと思いました。
慣れれば紙資料同様みられるようになります。
大事なのは”慣れる”ことです。そのためには”前向き”に取り組んでいきましょう!